舞楽について

舞楽について
(1)左方舞と右方舞
・唐楽の舞を「左方舞」原則として赤系統
・高麗楽の舞を「右方舞」 緑系統
(2)舞楽の構成
前奏曲:龍笛 太鼓 鉦鼓
登場の楽:龍笛 打楽器
当曲:全員演奏
退場の楽:龍笛 打楽器
(3)舞の種類と順序
①平舞 ②文舞 ③走舞 ④武舞
順序:振鉾⇒文舞⇒平舞⇒童舞⇒走舞⇒長慶子
(4)番舞
左方の舞に右方の舞を対応させて舞うこと
左方:万歳楽 春庭楽 陵王 散手 迦陵頻
右方:延喜楽 白浜 納曽利 貴徳 胡蝶
(5)舞楽の装束
①襲装束:常の装束
左方は赤と金 右方は緑と銀
②蛮絵装束:平安時代の武官
近衛府の役人の装束がもと
左方は檜皮色 右方は縹色
③裲襠装束:袍の上に頭からすっぽり
被って着る貫頭衣の形をした装束
金襴縁と毛縁の2種類
④その他
迦陵頻 胡蝶 採桑老
(6)雅楽の鑑賞
・正統的な雅楽のプログラムは春と秋に宮内庁楽部で行われる雅楽演奏会がある無料公開 一般公募 HPに募集要項あり
・熱田神宮 伊勢神宮 四天王寺 厳島神社など
・生田神社 湊川神社 住吉神社
・ホール演奏は国立能楽堂 国立文楽劇場など標準的な雅楽演奏会プログラムは管絃と舞楽の二部構成

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